まるごと∞まんまるスマイル

「あー面白かった!」を書き残すブログ

4月13日からの私

朝が来て、今日は昨日の続きなんだとわかって苦しくなりました。

ゆうべ整理をつけたはずの気持ちが、まただだをこね始めて、恨めしい気持ちになりそうなのを振り切って朝のルーティンをこなしました。

だいぶ落ち着いてきたので、気持ちの流れを振り返ってみます。

13日の金曜日

私の場合、金曜の朝、妹がLINEをくれたのが始まりでした。そこからネットで情報をあさり、状況を把握。

動揺しつつも、その夜には落ち着いたつもりでいました。

ネットニュースを見た夫に、「すばるくん脱退だって?」ときかれたときには軽くあしらったくらいにして。

「彼はありえないよ。そういう時期はとっくに越えたと思う」

あのときの私がいちばん迷いがなかった。

夫は「俺はそこまで言い切れないけど」と言っていて、私は今もそれが悔しくて、その後彼とそのことをほとんど話してません。完全にやつあたり。

私はそのときさらに、

「だってすばるくん抜けたらもう関ジャニ∞じゃないよ。私のファン人生もそこで終わりだな〜」

とまで言ってました。さらっと出たけど、それもそのときの本音だったと思う。

嵐の前の静けさ

翌日、4月14日土曜。大丈夫だと思いつつもじわじわと増す不安に耐えられず、友人にLINE。

「タロットですばるくんを見てくれないかな?!」

笑われていいんだけど、占いでも何でもいいからとにかく安心したかった。そもそも占いってそういうツールだと思っている。

そこで自分も占星術のことを思い出した。慌てて本を引っ張り出し、彼の現在を懸命に読み解いた。

二人の結果は、「脱退はなし」。これがあとで、主観と願望に大きく引きずられたミスリーディングだったことにお互い気づくんだけど、このときはとにかく安心したかった。

第三者の言葉にも流されたくなくて、過去の雑誌記事を読み直してブログを書いた。

そこには安心できる言葉ばかりが並んでいた。

だけど、そのあとラジオで大倉くんの声を聞いたら、一気にまた胸がざわつき始めた。

発表

そして15日、日曜。9:35。

公式から、11時に「メンバーからの大切なお知らせ」があるという予告メールが入った。息が止まった。

不安から逃れたくて、いろんな可能性をポジティブに考えた。

今ならすばるくんがバリカンで五分刈りになっててもいいと思ったし、今なら耳元で「ずっといっしょ」と死ぬほど繰り返されても許すと思った。

きっとこれは、関ジャニ∞が7人そろってるすばらしさを再確認するための通過儀礼なんだと思った。当たり前だと油断してる幸せに気づかせてくれて、終わってみれば「雨降って地固まる」になるんだと思った。

でも現実は違った。

公式サイトで、メンバーからの誠実な言葉がつづられたコメントを読んだ。

それまで、外出準備といつわって洗面所にこもりきりだったけど、さすがに限界が来てリビングに戻り、夫と子供たちに簡潔に「すばるくんやめちゃうんだって」と伝えた。

「関ジャニ∞は何人になっちゃうの?いつかゼロになっちゃうの?」

子供の無邪気な質問が痛かった。

鼻風邪の次男を小児科に連れていった。その間もまだ現実味がなかった。次男はいつもどおりポケモンGOに励んでいた。

薬を待つ間、Twitterを見て、ヤスくんが負傷して会見で不在だったことを知った。そのタイミングの悪さがまた残念でおかしくて悲しくて、涙が出てきた。どんなオチやねん、ってすばるくんにつっこんでほしかった。

メンバー同士、弱さも悲しさも正面から受け止めて、笑いとばして背中をたたきあう強さが、いつも彼らの核にあったから。

脱退報道だって、絶対ネタにして笑い飛ばしていくんだろうなと今朝まで思っていたのに。

ふと見ると次男は待合室のテレビでペンギンズのアニメを見て爆笑していた。その屈託ない笑顔に、私も泣き笑いになった。

車を出したら、BUCK-TICKの「MOON さよならを教えて」が流れた。ものすごいタイミングだった。「ありがとう言わなくちゃ」と櫻井さんは歌っていたけど、だめだ、私まだ言えない、と苦しくなった。

その足でスーパーに行った。いつもの店なのに、まったく違う通路をうろうろしていた。気づいたらカゴも持ってなかった。レジに行って、50枚入りのコーヒーフィルターを2袋も持っていることに気づいた。そんなにいらないので返した。

すべてがふわふわしていた。運転に気をつけなきゃと思った。

会見

長男と夫が外出し、次男がテレビを見ている間に、スマホで会見の映像を見た。

ハッとするほど強い目をした、毅然としたすばるくんがいた。

大人の男が、自分の進退を告げる、大人の挨拶をしていた。

横山くんが泣いていた。

「今日という日が来ないでほしいという思いでいっぱいでした」

その言葉にこめられた、この日までの葛藤、苦しみ。

横山くんが、そう言うのだったら、もうどうしようもないんだ。

これが現実なんだと受け入れるしかなかった。

私が見たのはダイジェスト版だったけれど、一人一人の、形式だけじゃない、思いのこもった言葉を聞いた。大人の男の、真摯な表情を見た。

どうしようもない現実だった。

「ファンの方はわかると思うんですけど、『エイター』という言葉はすばるから最初に出てきた言葉でもあります」

村上くんの、報道陣ではなく、ファンに向けられた言葉が出たとき、涙がとまらなくなった。

やるせない思いがこみあげた。

そうだよ、エイターエイターっていちばん叫んでたのすばるくんじゃないか。関ジャニ∞ってでっかく書かれたのTシャツ着て、アイドルグループやってます!っていちいち叫んでたのすばるくんじゃないか。「ずっといっしょずっといっしょ」って歌ってたのすばるくんじゃないか。私そういうの好きじゃなかったけど、それがすばるくんなんだって思ってたよ。

なのになんで置いていくんだよ。どうしてそんなに好きだったもの置いていけるの。

メンバーを悲しませて、ファンを悲しませて。

それより大事なものがあったから、なんてきれいごとじゃ、到底おさまりがつかない感情があふれた。許せない、とまで思った。

でも夫を迎えに行かなければいけない時間が来た。泣いた顔を見られたくないから、呼吸をととのえてしたくした。

私は饒舌だった。話すのをやめたら、違うこと考えるのやめたら、隙間にすぐあのことが入り込んできて、泣き出しそうだった。

車では関ジャニ∞とは無関係の荒々しいバンドサウンドが流れていて、私の空っぽで殺伐とした気分にぴったりだった。そんな気持ち、ものすごく久しぶりだった。

そして音楽はいつしか、綺麗なまま終わりましょうと歌う曲に変わっていて、その曲の美しさも胸をしめつけた。

確かに、会見にのぞむ彼らは、凛としていて、うつくしかった。でもそんなにきれいに終わらせないで欲しいと暴れる自分もいた。

若い頃、失恋したときと同じだった。

終わりを認めたくなかった。頭では受け入れても、心では受け入れられないから、怒りと、悲しみがうずまいていて、おさまりがつかなかった。

7人でいる関ジャニ∞が好きだったのに。

だけど失恋なら、同じ時間をかけて忘れるしかない。それもわかってた。

今の激情も、時が経てば自然と薄らいでいく、葬られていく。それもむなしくて悲しかった。

繰り返すけれど、変わらないものがないと知っているから、彼らに夢を見ていたかった。

とにかく自分の気持ちを書いておきたかったから、珍しくお風呂にスマホを持ち込んでブログを書いた。

自分に言い聞かせようとしていたと思う。でも、なんだかうまく書けなかった。結局大人ぶる自分が出てきてつまらないものになった。

長風呂になりすぎ、子供たちは機嫌が悪くなってグダグダになってしまった。反省した。でも今日くらいは、という甘えもあった。

子供たちが寝てから、改めてすばるくんのホロスコープを見直した。

勉強不足の私は、完全に思いこみから初歩的間違いをしていたことに気づいた。

正しく読むと、それはおそろしいほど、すばるくんの人生の転機を表していた。

村上くんの言葉通りだ。

「関ジャニ∞のメンバーとしてはもちろん嫌やで。でも、幼馴染としては、頑張ってこい」

本当にそれだ。

関ジャニ∞としてはNOだけど、渋谷すばる個人としては大正解なんだ。

自分が過去に抱えた感情を重ねても納得できた。

旅立つ夢を見てしまったのなら、今しかないんだ。

そう理解して、深夜に布団に入った。

行きつ戻りつ

そして冒頭に戻る。

目覚めて寝室から出たときに、ああ昨日すばる脱退が決まったんだっけと思い出した。

なんでだよ。なんで捨てていくの。

最初に出てきた感情は、そっちだった。

いかんいかん、と振り払って、日常に没入した。

落ち着いて、ホロスコープを見直すと、また冷静に彼の生き様を認める気持ちになった。

きっとこれからもこうだろうなと思った。

私はすばるの「宇宙にいったライオン」を見て関ジャニ∞にハマったのだから、すばるのいない関ジャニ∞は私には考えられない。誰が欠けてもダメなのに、よりによってど真ん中が欠けるなんてありえない。

だから、エイターとしては、これから何度も悲しんで、恨みがましく思うだろう。

あの唯一無二の歌声が、強烈な目力が、的確すぎるたとえが、座ったときのかわいい膝が、鼻を鳴らす笑い声が。

すばるくんを大好きな、あのメンバーたちを悲しませて。最後まで並び立ってくれるメンバーたちを。

いつかこのやり場のない気持ちも昇華されて、彼の決断を讃える日が来るかもしれない。

だけどやっぱり、私が好きだった7人の関ジャニ∞は一度死ぬ。

終わりは始まりだと知っているけれど、知っているけれど。

だけど、それでも渋谷すばるの生き様はまぶしい。すべてを捨てることを選ぶなんて、並大抵の人間にはできない。憧れるし、見守って、応援するしかできない。

錦戸くんがあんなきれいな笑顔で送り出せるくらい、すばるくんの決意は、硬く結晶化して、澄み切っていたんだろう。

逆に大倉くんの納得いってない表情は私の救いになった。率直で正直なたたずまいがありがたかった。聞き分けのない自分も許された気がした。

丸ちゃんは、丸ちゃんは、あの表情を思い出すとまだつらい。東京初日を、見事に演じ切ったと聞いてます。打ち込む仕事があること、喝采を生身に浴びることが、少しでも彼の救いと活力になってますように。

ヤスくんの言葉もその口から聞きたかった。コメントを読むだけでも、その口惜しさが伝わってくる。でもそれを乗り越えた強い目で立ってくれてただろう。早く元気な顔を見たい。

あのメンバーが見送るのなら、それは祝福の門出だ。拍手で花道を行かせるしかないんだ。

私はこの複雑な気持ちを、ずっと行ったり来たりしながら、これからも7人の男たちから目が離せずにいくんだろう。

形は変わっても関ジャニ∞は生き続ける。私の好きな丸ちゃんも錦戸くんもヤスくんも大倉くんも横山くんも村上くんもそこに居続けてくれる。

見届けたい。声の限り応援したい。

ああもうほんと、なんてことしてくれたんだ。

こんだけのことしてくれたんだから、誰も文句言えないくらい派手に凱旋しなきゃ絶対許さない。

本当に腹が立つ。

そして本当に嫌いになれない。

ああもう!!!!!!