まるごと∞まんまるスマイル

「あー面白かった!」を書き残すブログ

悪魔的丸山隆平が欲しい

近ごろ悪魔的丸山隆平に飢えている。

みんなのアイドル丸ちゃん、いい人丸ちゃん、ではなくだ。

それは私が、「もしBUCK-TICKが関ジャムに出たら」、をお題に妄想を巡らせたことがきっかけである。わりと定期的に開催している。ヒマである。

しかしこれは、好きなアーティストがいるエイターなら、誰でも一度は考えるのではないだろうか。

この妄想の山場は、何の曲でコラボをするかにある。

以前の私は、BUCK-TICKの中では比較的スタンダードといえる「スピード」か「惡の華」あたりを安易に考えていたが、最近ベストアルバムを聴くうちにがらりと変わった。

この際、一般的知名度なんか明後日の方に蹴っ飛ばす。

すばるくんがメインボーカルなら、「エリーゼのために」がいい。たまにはすばるくんのエフェクトがかかった声も聞いてみたい。きっとセクシーだ。

愛し合ったり 寂しがったりしてるけど
やさしかったりするけど
僕や私が欲しいのは

ここでぐっとためてから、

ソレじゃないんだ

と激しく吐き出すように歌ってほしい。すばるくんは、ヒリヒリした飢えや渇きがものすごく似合う男だ。

華のように甘美な蜜で誘ってよ
悪魔の夜に溺れたい 愛おしい

すばるくんの夜の色気がにじむ歌が私はもっと聴きたい。悩ましい目を見たい。

公式の動画があったんで参考までに。

あらやだ、なんかだいぶ怖そうだけど、中身は別に怖くないです。イントロのギターリフがかっこよくて大好き。そこだけでも。

そして大倉くんがメインを張るなら、「DIABOLO」

さあさあ寄っておいで覗いてみな

と、いかにも裏がありそうな笑顔で蠱惑的に誘ってほしい。

ありとあらゆる愛ヌラリ お楽しみあれ

余裕たっぷりな客引き文句は、「7人のイケメンとりそろえました」と言い放つ、いつかのMCにそっくりである。(ニュアンス)

軽快だが底の見えない狂言回し役に大倉くんはぴったりだ。ちょっとはしたないパフォーマンスも彼ならニヤニヤしながらやってくれそう。(だけどJ的にはダメそう)

貴方の夢に あなたの闇に
乾杯!

と高々とワイングラスを掲げ、最後は気持ちよく酒をあおって笑っていて欲しい。

ヤスくんはクレイジーな星野曲、「Cream Soda」がいい。

ねえねえ 歌ってアイスクリーム
ねえねえ 僕ってなんてFUCK!

と中指おっ立てて歌って欲しい。「象」のときのようなイカれ系ヤスくんを私はもっと見たい。

錦戸くんは私的に闇の要素が少なくて、なかなか浮かばなかったが、「ミウ」がハマりそうだ。

私の中のBUCK-TICK歌い出しグランプリ最優秀賞曲である。

嫌いだ
今夜もまた眠れやしない

のっけからの「嫌いだ」を錦戸くんなら渋くアンニュイに歌ってくれそうだ。

砕け散る嘘を欲しがる あの人は羽ばたく

アコギをかき鳴らしながら、切なく歌い上げる錦戸くんが眼に浮かぶ。そういうわけでぜひ弾き語りで。

…いけない、妄想に精を出しすぎた。本題に戻す。

丸ちゃんは、と考えたとき、私の答えは一つだった。

「BOY septem peccata mortalia」である。昨年発表のアルバム「アトム 未来派 No.9」収録。

どうよこのチョイス?

…と鼻息荒く迫られても、これを読んでくださっているほとんどの方はチンプンカンプンだと思うので、補足。

これは七つの大罪を歌った歌である。

とはいえ、それを糾弾するものではなく、自分の中にすべてを認め、なお貪欲に欲しがる歌。

傲慢です 強欲です それが僕です
色欲・憤怒&貪食 おなか空いたよ
嫉妬・怠惰 知っているんだ
僕はもっと欲しい もっと欲しい

本家はこれを50過ぎた美形のオジサンがやたらにいい声で歌い吠えまくる。

(3分26秒あたりから「BOY」の一部が見られます。だいぶ激しい)

その慎みのなさ、罪深さを堂々と主張する欲望丸出しの姿はコドモと同じで、まさに悪魔である。

目の前のものをすぐ欲しがり、またすぐ次のものを欲しがる。

ちなみにうちの子が実際こんなBOYなので、ほんとに身近にいるととんでもなくめんどくさいのは骨身にしみてわかっている。

しかし、あの丸山隆平34歳の顔と体で、

でもウソじゃない 嘘つきじゃない 僕は!

と子供が駄々をこねるように荒ぶる姿を想像すると私はゾクゾクしてしまう。

ヨダレがもう止まんない オイシソウBaby
我慢なんて出来無い ケダモノだもん
はしたなくてね ゴメンBaby
ガマンできないよう ケダモノだもん

ゴメンなんて言ってるけどもちろん反省なんかしていない。欲望を我慢できない、それがありのままの姿だから。

悪魔はワガママで奔放で、この上なく純粋なのである。

あれがしたい、これが欲しい。

本来抑えつけるべき欲望をありのままに発露して、かと思うと。

もういらない。

そう冷たく切り捨てる瞬間まで含めて、悪魔なのだ。

しかし、やっちゃいけないことは、やりたいこと。

その禁忌を鮮やかに破るファンタジーを、丸ちゃんなら鮮やかに見せてくれる気がする。

たとえば肉が食べたいから肉を食べる。

食べたいものをとことん食べる。

と思えば突然食を断つ。

この食生活の大胆な蛇行運転。道交法なら完全にアウトだ。

しかしそれが彼のスタイルなんである。それはそれで潔い。

ちなみに私は、最近の「妻」「嫁」発言も、そういった気まぐれのひとつかと勝手に妄想して楽しくなった。そういうタチだ。

うん、これはコラボしてほしいというより、個人的な丸ちゃんのイメージソングだな。

もちろん、実際の彼がひどく生真面目で繊細な、気遣いの人ゆえの愛されキャラだということも知っている。(エピソードを聞く限りは)

だから好きなところもたくさんたくさんあるのだけれど。

贅沢なことに、そういう「いい人丸ちゃん」だけじゃ物足りなくなってしまうときもあるのだ。

やはりJUKE BOX出としては、ステージでギラギラしてる彼を定期的に欲しくなってしまう。エンターテイメントとして。

そう、僕はもっと欲しい。もっと欲しい。

そんな欲望を抱かせる彼こそ、きっと私のアイドルなのだ。