まるごと∞まんまるスマイル

丸山くんメインながら、全メンバーこよなく愛でるブログ。惚れたもんだから仕方な〜い。

文と月末の過去を考える〜『羊の木』〜

まだ『羊の木』ネタです。しばらく引っ張ります。

さて、『羊の木』の登場人物はみな個性豊かで、一人一人違った発見があったのだけど、第一印象から予想を裏切られたのが文だった。

全力でストーリーのネタバレを避けていたので、最近の錦戸くんが出ている番宣くらいしか見なかった私は、VS嵐などで見た木村文乃さんの楚々としたイメージそのままで文を想像してしまっていたのだ。

が、映画に登場した文は、いきなり感じの悪い女だった。

以下、今回もネタバレまくりです。未見の方はまたのお越しを〜。

感じの悪い女、文

文は登場からだいぶとんがっていた。

久しぶりの再会で、親しげに話しかける月末に、露骨に不機嫌でぶっきらぼうな対応。

かつて月末が文を好きだったらしいこと、しかし文にはまったくその気がないことがその流れですぐわかる。

だが、私はそこになんだか違和感が残った。

その後、結局文は月末たちとまたバンドを組む。

変わらず子犬のように文にしっぽパタパタの月末くん。どこまでもつれない文。

これも私はどこかすっきりしなかった。

彼らの過去を妄想する

とはいえ、木村文乃嬢の演技はとてもよかったと思う。

あれだけかわいげのないそぶりをしていながら、最後に「つきなみ〜!!」と叫びながらバイクを走らせる姿は必死で、クライマックスを大きく盛り上げてくれた。

そしてあとから文の人物像を想像すると、月末の人物像も自然と浮かび上がってくる。

うつむいて、不協和音だらけの不穏なギターをかきならす文。

月末がベースを担当しているのも、高校時代に文がギターを選んだからだという。

想像するに、あのバンドにはボーカルが不在だったが、高校時代、文は今はいないそのボーカルの男子が好きだったのではないだろうか。

それを知っていて月末はいっしょにバンドに入り、その気持ちも文は知りながらバンド活動をしていた。

月末のことだから、気持ちを伝えることもなく、ずっと一途に文に目線を送っていただろう。

バンドの練習帰りにラーメン屋に寄っては、文がそのボーカルときゃっきゃしているのを、あいまいに笑ってただ見守っていたんだろう。

文は月末の視線を痛いほど感じながら、煙たくて、重くて、面倒くさくて、知らないふりをしていただろう。

もしかしたら文は結局ボーカルにフラれて、それを知った月末がさりげなく慰めようとして、かえって文の逆鱗に触れたこともあったかもしれない。

…うざいんだよ。

そう毒づく文の心の声が聞こえてきそうだ。

が、残念ながら、私には最初はなんで文がそこまで不機嫌なのかピンとこなくて、文がただひたすらイヤな女に見えていた。

でも、そのピンとこない理由があとになってわかった。

月末がイケメンだからだ。

隠しきれないイケメン

本来、「普通」を演じさせたらピカイチの錦戸氏だが、やっぱりイケメンをすべて隠し切れてはいないんだと思う。

だって、あの子犬のような人なつこい笑顔で寄ってこられて、悪い気になる人はいないよきっと。

だから最初は、文が本当は月末のことが好きだったのに、態度をはっきりさせてくれないからやきもきして、当てつけで不倫したり、つれなくしたり、あげくに宮腰と付き合って見せたのかとすら勘ぐった。

でもなんか違う。

文の月末への拒否っぷりはそんなもんじゃない。

ということは、と思い直して、前述の設定に妄想変更した。それならしっくりくる。

ただ、その設定に必要不可欠なのは、月末の非モテ要素なのである。どんなに熱い視線を送ろうが振り向いてもらえない、それどころか「キモッ」と嫌悪されてしまうような、絶望的な非モテ男子っぷり。

だがしかし…錦戸亮はかっこよすぎる…。

普通さはあるけど、キモさが決定的に足りない。そしてイケメン…。

いいんですけどね?!

だって、みなさんがおっしゃるとおり、あのベースを弾くたたずまいったら、かっこいいとしかいいようがない。

姿勢が、角度が、手つきが、全部確かに錦戸亮で、全部がかっこよさのかたまりだったじゃないですか。

あれは惚れるよ…。あんな同級生いたら、間違いなく惚れるよ…。

まあ、文もギタープレイを見る限り、けっこう偏った趣味だと思われるから、見た目以前に月末の普通さ、平凡さが受け入れがたかったのかもしれないけど。

実際、ちょっとどころじゃなく変わった男、宮腰と速攻でつきあい始めてるし。見る目ないなー、文!でも普通さに魅力を感じないのは若い頃の症状の一つとして共感できる。(私もわりとそういうイタいところがあった)

それに、あれだけ愛想のない態度を取ってるあたり、文は文で、無意識のうちに月末に甘えているところもあったはずだ。どんなに冷たくしても月末は自分を見捨てるはずはない、という依存にも似た甘え。

それに文が気づけたなら、このあとの2人はまたいい関係になれるのかもしれない。とは言っても結局ラーメン屋止まりで、また文が変な男に引っかかって、それを知った月末がやきもきするのかもしれないけど。

なんにしろ、ぱっと見、月末はまぎれもなくさわやかな好青年、しかもイケメンなので、文がそこまで冷たくする理由を考えてたら二人の過去が妄想できちゃいました。

月末くんは確かに尋常じゃなく普通だけど、それでもやっぱりかっこいいよ錦戸くん…。

以上、改めて錦戸くんのイケメン力を感じ直した、という話でした。なんだこれ。

最後になりますけど、大倉くんのドラマめちゃ楽しみですね〜!いいわ〜悪役。美しい悪魔!

ではまた!