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モンテ・クリスト伯第7話の幸男

どうも、モンテクリスト伯第7話に大興奮したみはるです。

久々のリアタイ、しかも夫不在により存分にツイートしながら見てましたが、最後の方はスマホをいじる余裕もなく息をつめて見てました。

濃い!!
そして重い!!
どこへ行くんだこの先!

というわけで、以下、ドラマを見た前提でネタバレ込みの感想を話していきますので、未見の方は自己責任でお願いします。

話は、特に圧巻だった最後のシーンについて。

幸男の決断

やっぱり、フィクションとわかっていても、最後の首吊りのシーンはしんどかったです。

私はもちろん、大倉くんではなく「幸男」を見てるつもりだったけど、それでも自ら首をかける姿を黙って見てるのはつらかった。

私の場合、そんな気持ちになった理由の大部分は、あの首吊り直前の幸男の表情にありました。

精も根も尽き果てた、まるで彼岸を見ているような尋常じゃない表情。

ベストパートナー賞の授賞式で突然取材攻勢にあい、その場で即すみれに離婚宣告され、うちに帰ったら壁のあすかちゃんの絵まで完全撤収されていたのを見たときは、まだ私にも、いくらなんでも仕事早すぎ、と苦笑する余裕があったんです。

でも江田さんが自分の過去をカミングアウトしたあたりから余裕がなくなりました。

その内容がまた、同じ女性としてつらい気持ちにならずにいられないエグさで、その状況をすみれやあすかちゃんに重ねてイメージしてさらにしんどくなり。

つまり、その流れで、幸男も、すみれとあすかの無事か自分の死か、という究極の選択をいちどきに迫られたということなんです。

こうなって初めて、あの強引で息つく間もない展開が幸男の思考力を奪い、首吊りに至らしめたんだとわかります。

幸男の善と悪

半開きの口元を震わせ、声も出さずに涙だけ流して立ち尽くす、幸男のうつろな絶望の顔。

いやあここ美しかった!!
手折られる花のごとき儚さ!!
いい!!(興奮)

あれは散る花の哀れを感じずにいられませんでした。

これはね、本来の顔面のよさに加え、張り詰めた緊張感、崖っぷちまで追い込まれた極限状態を演じてこそ現れた美ですよね。

直前の、江田が正体を明かす前の、純粋に信じ切ってる表情もまた哀れを誘いました。こっちは彼女の思惑を知ってるから。

でも、授賞式での幸男は堂々としていて、ふてぶてしさすら感じさせました。 悪事を隠して生きてきた彼のしたたかな生き様が、そこに見えました。

そもそも、このどぎつい復讐劇に説得力を持たせるためには、復讐される側の悪にも信憑性を持たせなければいけません。

それでいて、単純な勧善懲悪ストーリーでもない

かつて過ちを犯した人間の、善の部分も見せて初めて視聴者はいっしょに悲しみ、そして復讐行為のむなしさも感じることができる。

大倉くん、すみれを一途に愛する青年としての繊細で弱い部分と、復讐されても仕方ないと思わせるような人としての汚い部分の二面性を、演技で両立させようとしてたんじゃないかと思います。

む、難しい役!!

でもすみれとあすかへの嘘偽りない愛情が感じられるおかげで、入間と新井にくらべ、幸男だけは救いが生まれているんじゃないでしょうか。だからといってすべて許されるわけじゃないけど。個人的には美しさを理由に許したいけど。

ちなみに私、この大倉くんの前髪が好きです。いきなりだけど!

この貴族風の繊細なウェーブのかかった前髪、これがまた幸男の儚げな美しさに拍車をかけている!

非現実的な世界観に一役買った前髪です! よっ、日本一!

ああおもしろかった。

幸男ちゃん、これで終わりではないと信じてます。

ではこれにて!

見応えある演技をありがとう、大倉くん。