まるごと∞まんまるスマイル

「あー面白かった!」を書き残すブログ

おっさんずラブ、ファイナル。最後の勝者は…

ダメです、バラバラ死体になってるみはるです。

ちょっと…ちょっと幸せすぎる…。

ドラマ見て幸せになって動けない現象は生まれて初めてです。自分の恋でもあったか疑わしい。

とにかく、あの 床ドン返し。あれが日本を、いや世界を感動と幸せのうずに飲み込んだ…!!

さて、それでは最終回、かみしめるように最初から振り返りたいとこなんですけど、深夜なんでハイライトだけに絞ってまいります。

がっ!!名場面満載につき…絞りきれるか…どうか…。ごふっ(吐血)。

前半の牧

前半の牧の表情、よかったですよね…。

「普通の先輩後輩」を演じては、春田の見えないところで顔をこわばらせる牧。どう見ても普通の後輩の顔じゃない牧。くううぅ。

上海転勤の引き継ぎでお得意先を回っているとき、あとは電話で、という春田に、

「でも、できるだけ回りませんか」

と言い出すのもいじらしい。少しでもいっしょにいる時間をのばしたかったかな。そうかな牧、そうだよね?!

デキる男マサムネ

今回のMVPはどう考えても彼でしょう!!

武川正宗主任の胸ぐら壁ドン3ショットに大きな拍手を!!

牧の胸ぐらつかんで、振り回す勢いで壁に押しつけるんですが、

ダンッ!

ダンッ!

ダンッ!!

の3段重ね!!

ラブとバイオレンスの正宗!!キャーーー!!(歓喜)

真島さん最高すぎます。あの圧と迫力、あれじゃ牧も頭真っ白だし、私は白目剥いて泡吹いてます。

「相手の幸せのためなら自分は引いてもいいとか、どっかのラブソングかよ」

「そんなきれいごとじゃねえだろう、恋愛って」

乱暴かと思えば、あくまでジェントルに低く語りかける。お芝居の緩急の鬼。シビレます。

(余談ですが、「どっかのラブソング」のところ、私は最初どうしても「どっかのラウ族」にしか聞こえなくて、世の中には私の知らない一般常識レベルの絶対平和を愛する部族がいるのかなと思って一生懸命ググりましたが、そんな部族はいなかった…)

牧の本音

次に私がとりあげたいのは、牧がちずに本音を話し始めるところ。

最初はずっと、いつもの「牧くん」を演じようとするんですが、ちずの本音の話が、牧の凍り付いた心をついに溶かします。

缶ビール(かな?)をあおってからの、牧の一言。

「つれぇ」

おお?!ま、牧?!

巻き舌入ってました。ぞくっとした。

いつもきれいに取り繕っている牧の、荒削りの本音がついに出た。

そして橋からの絶叫。

「なんで部長なんだ!てか結婚てなんだ!押しに弱すぎんだろバーカ!!」

「なぞのいいカラダ!!あれなんなんだよあれ!!」

さすが牧。どこもかしこも完全に同意。

ここまで赤裸々に牧の本音を引き出してくれたちずに深く感謝です。失恋したもの同士、妙な連帯感ができるのもわかるわかる。ちずにしかできない貴重な仕事でした。

聞いていた部長

その頃居酒屋わんだほうにて、マサムネがまたいい仕事してます。

牧を攻めたかと思えば春田を襲う、蝶のように舞い、蜂のように刺す、その見事な立ち回り、惚れる。

「部長のことはどうなんだよ。好きなのか」

春田に直球投げ込んだー!!

すると春田はやっぱり、まず部長の姿を確認するんですよね。話を聞いてるのかどうか。

春田、本能的に、自分の言葉に慎重になってます。

自分の中に、部長を傷つける何かがあるって、春田はわかってるんですよね。

だけど、まだそれに正面から向き合えない春田。

自分の気持ちよりも他人の気持ちを優先してしまう春田。

それは、結果は違えど牧と同じなんです。

このあと、お約束の、待ち合わせ場所に向かう途中でおばちゃん倒れるの巻が挟まり、予想通り春田と牧はすれ違って会えずにCM入りし、私はまんまと悶絶させられたんですが。

春田のやさしさは、いつも春田自身の首を絞めてるんですよね。

つらい。

てかね、公園について牧がいないと気づいたときさ、

こんなときこそ叫べよ春田。

すーーーぐそこにいたんだよ牧は!!

いつもムダに大騒ぎしてるのに、こんなときに限って春田ったら!!

震える顎

部長との結婚式、誓いのキスをと言われ、フラッシュバックする牧との思い出。

牧のキスが、牧の笑顔が、牧の泣き顔が。

春田は、部長と、キスができない。

キスは、牧だ。

ここでやっと、やっと、春田は向き合う。

言葉では永遠の愛を誓えても、頭では部長との結婚を受け入れても。

体がいちばん嘘をつけなかった。

わかる。わかるよ春田…。

見えてなかった気持ちが、自分の体を通してやっと見えることってある。

好きな人じゃなきゃキスできない。そんな春田は限りなくピュアです。

だから春田が今までどんなに頭でっかちになっていたかがわかる。やさしさでがんじがらめになって、自分の気持ちを完全に見失っていた春田。

部長と先に進むということが、どういうことか。皮肉にも、キスまで追いつめられてやっと出た、心と体の反応。

それを受け止めた部長が、すっと上司の顔を作りました。

腰に手を当てて、引き締めた唇を震わせて。

「春田ぁぁぁ!!行けええええ!!」

そう吠えた部長は今回いちばんの男前でした。

キャンセルしたなんて嘘だったし。春田を行かせるための嘘。春田が好きで、春田といっしょにいたくて、 ずっと努力してきたすべてを終わりにする悲しい嘘。

そして、すべてを察して抱きしめた蝶子さんのやさしさ。

再会

牧との再会まで、大都会でこんなざっくりした探し方ってある?とか、そこに牧がスーツケースごろごろしながら徒歩で登場するなんて都合よすぎか!!とか思わなくもなかったけど、

二人が会えたならまあいいか。

そして道路を挟んで牧に叫ぶ春田。

「牧が好きだーーーー!!!」

そこから両手をジタバタしながらの、

「ちょっと待っててぇえええ!!」

の子どもっぽさ。

春田はいつも子どもっぽい。ていうか子ども。生活面でも、感情面でも、自分を大切にできない、自分の決断に自信を持てない弱々しい人間だった。

だけど、自分の気持ちに向き合った今は違う。

本来子どもは強い。

むき出しの感情だけで戦えるのが子どもだから。

「俺といたら、春田さんは幸せになれませんよ」

牧はもう、この期に及んでまだ言うか!腹決めて公園で告白するつもりじゃなかったんかい!とつっこみたくなることをまた言い出したけど(いやしかし、牧なりにケジメをつけたから旅に出ようとしたんだろうけども)、そんな悲しい恋の一人上手な牧に、 「素直」という武器を手に入れた春田がついに勝った

「だからさあ、お前はいつもさあ、そうやって勝手に決めんなよ!!」

「俺は、お前とずっといっしょにいたい!!だから!!俺と、結婚してくださああああああああああい!!」

うるさい。うるさすぎるよ春田(涙)。

抱きしめた腕が、体が、力強かった。

全身で牧を求めてるのがわかった。ぎゅぅううだった。ぎゅぅううう。

泣き笑いの牧の手が、ゆっくりおずおずと、春田の背中に回る。

「ただいま」

「おかえりぃ…」

はい、ここでスキマスイッチー!! ありがとうスキマスイッチ、おめでとうスキマスイッチ! 春田と牧よ永遠に!

にしても、うん、絶妙な身長のバランスだなこの二人。

衝撃のラスト

屋上でのマサムネと部長、蝶子とマロ、鉄平兄とまいまい、ちずとイケメン執事(外国籍)、などなどほほえましいシーン満載ですがもう午前3時なので涙ながらに割愛。

ゾイドからの春田家。旅立ちの準備をする春田。荷造りが下手な春田と牧が喧嘩になり、

そこから牧の床ドン発生。

「俺、もう我慢しないって決めたんで」

でっしょお?!牧我慢してたよねえ!?ほんとはもっとあんなことこんなことしたかったのよね?!でもそう、もう我慢しなくていいのよー!!好きなだけしていいのよー!!よかったねええ!!

と思ってる間に牧、春田にキス。ジタバタする春田。

まあ、この辺は見慣れた展開でしたが。

やおら起きあがって、一瞬目をそらしたあとの春田、

まさかの床ドン返し。

そして嬉しそうに牧を見下ろしての、低い声。

「んなわけねーだろ、っつの」

ぎゃああああああああ!!!

ここです。ここで私崩壊。

私、今まであんだけ子ども子どもとバカにしてましたけども!!

大人の本気を出した春田、超エロい。

ジタバタしない春田、大声出さない春田。それだけでこんなに、こんなにも色気が爆発するなんて…。

春田、恐ろしい子…!!

そしてこのとき牧、キスされるまでずっと目も閉じずに春田を見てましたね。

これは…

このあと形勢逆転の予感!!

ぎゃあああああああああ!!

そんなわけで私のバラバラ死体のできあがりです。

そして現在腐乱死体に移行中です。ああ熟してるわ〜。

幸せって

ああ、求めた相手に求められるって幸せ…。

そんな基本的なことにひたすら感動を覚えた最終回でした。

我慢をやめた牧。

それはきっと春田も同じ。

他人のことを考えすぎて、自分の気持ちを我慢するのをやめた春田。

牧の我慢は意識的なものだったけれど、春田の我慢は無意識的なものだんじゃないかと思います。

「鈍感」という言葉で覆い隠していたけれど、それは自分で気づかない感情の抑圧

そのフタをこじあけられたのも、牧と部長がいてくれたから。

二人が春田に全力でぶつかってくれて、そして牧を一度失い、部長がやさしく包み込んでくれたから。

この二人との日々がなかったら、今でも春田はへらへら笑ってるだけの中途半端な「いい人」にすぎなかったはずです。

全力の恋を知って、全力で自分を出せるようになった春田。

よかった。本当によかった。

恋っていい。

失恋だっていい。

人間っていい。

泣いて笑って叫んで、必死に生きてるっていい。

そう思えたドラマでした。

どうも、ありがとうございましたああああーーー!!!!!